تسجيل الدخول朝になり、村の人達と買い出しをしているとそこに5人の騎士を連れたダルマン辺境伯がフローラの姿を見て話し掛けてきた。
「美しい翼ですね!あなたの噂は、この街まで届いてますよ!」
「おじさん!誰?」
辺境伯におじさんと言ったフローラに騎士達は、相手が女神なので注意をするべきか迷っていたが、誰も何も言えず辺境伯の顔色を見ていた。
辺境伯は、神であり天界では、それほど強い神ではなかったが人間界に来ると神というだけでたくさんの貢物が貰える為、王家に取り入りこの街と村を領土として任され半神半人の1人を伯爵、2人を男爵にしていた。
「私は、神です!ゼウス様に使える者!名をダルマンと申します」
「私は、フローラ!隣の村で守り神をしているの!」
「それは、ありがたい!あの村も私の領土です!あなたのおかげで村がとても豊かなったようですね!この街でもたくさんの作物がお安く入り街にも活気が出ております!」
フローラは、騎士を見ていた。
鎧を装い剣を持った姿に興味を持っていた。
「おじさん!この人達!なぜこんな格好してるの!?」
「この者達は騎士です!国を守り民を守る者です」
フローラは、首を傾けた。
「民って誰のこと?街の貧しい人達は病気だったり、村の人達は、魔獣や盗賊に襲われてるけど守らないの?」
フローラは、騎士たちの顔を見た。
騎士たちは何も言えなかった。
「フローラさん、この街には騎士が不足しているのです!私達もすべての民を守ることは、とても難しいのです!あなたは、1人で世界中の民を救うことができますか?」
「そうね私は、村の人達だけでせ~いっぱい!この街の人達までもできないわ世界中何て無理ね」
「そうでしょ!良い考えがあります!フローラさん私の直属の配下で働いて頂けませんか?」
「配下って何をするの?」
「あなたの神の力を使って!この街や村を豊かするのです」
フローラは、この神の心が悪であることを感じていた。
「でも私、村でやらなくてはいけない事が多いからやめておく」と言うと
「まだ、すぐに答えを出さなくとも、お食事でもどうですか?」
「私これから街の人達に治療をすると約束をしたの、それに夕方にはには村に戻ってないといけないからまたにする」
「そうですか!それではまたお会いできる日を楽しみにしています」
そう言ってダルマン達は去っていった。
フローラ達は、街の貧しい人達の所に行って食べ物を配った。
「これだけの人がいると食べ物がすぐに無くなってしまうな」とハリスが言った。
ハリスがフローラの所に行き
「次回からこの街に来るときは、この人達に村の果物や野菜をお配りするようにしましょう!たくさんは無理ですが少しは足しになるでしょう」
フローラは笑顔で「お父さん優しいね!」
街の人達もフローラやハリスの所に寄って来た。
「女神様にお父さんと言われてるんですか?いい娘さんですね!!」と冗談まじりで話し掛けてきた。
村の人達と街の人達が仲良しになっていた。
ダルマンは、フローラが街の人達の治療をするところを見ていた。
ダルマンは、屋敷に戻り半神半人の伯爵と男爵の2人を呼び出した。
フローラの神のオーラの強さと治療をするときに発した生命エネルギーの強さに脅威を抱いていた。
それに民達の心が神ダルマンではなく女神フローラを崇拝していることにダルマンは、伯爵と2人の男爵にフローラを私の配下になるように勧誘してくるよう命じた。
この神まだ生まれたての神だ!なのに力が私に近づいている。
成長すれば我々など簡単に殺せるほど強くなるだろう。
今のうちに手懐けておかなければ、懐かなければ殺さなければ殺される。
だが、できれば私の傘下にしたい。
普通の神がケルベロスを飼うくらいの気もするが
その夜
ダルマンの直属の騎士イダスとグレンが2人で酒を飲み食事をしていた。
イダスは、髪が黒く青い瞳の見た目は、かっこよく喧嘩っぱやい青年。
グレンは、髪が銀色で緑色の瞳の青年、知性と教養があり魔法攻撃の研究が趣味、2人は、親友でありライバルでもあった。
「どうしたイダス?冴えない顔して!女神様の言ったこと気にしてるのか!?」
「少しな!!」
イダスがやけ酒のように飲んでいた。
「俺は、ガキの頃からこの街に住んでるんだ!小さい頃、戦争があって街に敵の兵士達がこの街に来て大勢殺された!そのとき騎士たちは、俺達を見捨てた!王家や貴族を守ってたのに誰も俺達を助けに来なかった」
「ま!そんなもんだよどこでもな」
イダスはかなり酔ってきた。
「仲良かった友達も殺された!学校の先生なんか俺達を守ろうとして死んだよ!何故、騎士達は俺達を救いに来ねぇのか?弱き民を守るのが騎士だと思っていたのによ~!俺は、戦争になっても死にたくねぇから強くなって騎士になったんた!自分の身は自分で守ろうってな!」
イダスは、また酒を飲んだ。
「騎士になってわかったよ!なぜ民を助けに来ねぇのか!王家や貴族を守って活躍すれば出世や報酬が貰える!もし死んでも家族に金が入る貧しい民を助けてもお礼の言葉しか貰えねぇ、そんな民の為に命捨てられねぇってな!戦争になったら俺は、貧しい民に命を掛けられねぇ、王家や貴族を守りに行く間違いなくな!」
イダスは酔っぱらって顔が真っ赤だった。
「グレン、お前なんで騎士になったんだ」
「俺は、隣の村の出だ!今日、会った女神様が守っている所だ!女神様と一緒にいた村の連中の中に俺がガキだった頃の友達が何人かいた!身分が高くなったから俺に話し掛けられないのさ!嫌、違うな俺の事嫌ってるんだよ村を捨てて貴族に取り入ってる俺に」
グレンは、それほど酔ってなく
「ガキの頃村を守る騎士になりたいと思って英雄や騎士の本をたくさん読んだ!それで気づいたんだ!英雄や勇者は命を掛けて姫を守り悪い魔王を倒す。そして姫と結婚しました!めでたしめでたしってな!どこにも貧しい村の娘を悪い魔王から救って結婚したなんて、おとぎ話ありゃしない。村人救って貰えるものは、僅かばかりの金と農作物おとぎ話のネタにもならねぇ!村の貧しき民を助ける騎士のおとぎ話なんてねぇよ!」
グレンは、顔には出ないがかなり飲んでいた。
「村にいても死ぬまで身分が低く貴族に見下される生き方をしたくないからな騎士になって王族守って手柄立てて出世したいのさ!それに物語の姫は必ず綺麗な姫だぜ!」
「確かにおとぎ話には綺麗な姫だな!不細工な姫だったら命を懸けて魔王と戦わないんだな弱き民って誰のことだ!?」
「イダスあの女神様の言ったことは気にするな俺たちのガキの頃みたいに純粋なんだよ」
急いでパネース様の所へ連れて行けば蘇生できる。 アルテミスは、アントリュウスの所へ走りだした。 だが、兵士達がアルテミスを止めた。 アルテミスは、怒りの表情で「何をする!試合は、終わっただろ」「いえ!まだ試合は、終わってません、神の死とは、消滅するまでです!アントリュウス様は、ギブアップをしていません」「何だと!ゼウス貴様〜~!」 アルテミスは、ゼウスを怒りの形相で睨みつけた。 殺気のオーラを込めて兵士に向かって言った。「死んだ者がギブアップを言えるかー!アントリュウスは死んだ、そこをどけー!」 兵士達は、アルテミスの殺気のオーラに恐怖を感じた。 そこへミカエルが飛び込んだ。 怒りで兵士達を殴り倒した。 ガブリエルとラファエルが、結界を破りにかかった。 ゼウスの警備の兵士が次から次へと出て来た。 黄金の翼の警備の兵士と戦いになった。 タヌキンナとキツネコが観客席から飛びだした。 ゼウスは、アントリュウスを恐怖で脅えた目で見ていた。 ゼウスは、大量の血を流していた。 この防具と剣がなかったら死んでいたのは、私のほうだ。 危険だ転生してきたら今度こそ私を殺しに来る。 ゼウスは、アントリュウスに近づき手の平を向けた。 黄金の翼の神達により結界を破りアルテミスは、アントリュウスの近くまで来たが、更に結界が張ってあった。 ここまでやるのか! アルテミスの目の前でゼウスがアントリュウスを消滅させようとしていた。「やめろ、やめろ〜!アントリュウスを消滅しないで!私は、何だってお前の言う事をきく、だからアントリュウスを消すな~~!」 だが、ゼウスには、アルテミスの言葉に耳を貸さなかった。 アントリュウスに呪いをかけ消滅させる事に全神経を集中させていた。 アルテミスの目の前でアントリュウスの二つの翼が抜かれた。 衣服と剣を残してアントリュウスの姿が消滅した。 アルテミスは、怒り、怨み、悲しみが湧き出し大きな声を出して泣いた! うわああああああぁぁぁぁぁぁ~~~~~~っ! 綺麗なアルテミスの顔が鬼の形相になり泣きながらゼウスを睨みつけた。 ゼウス~!お前を殺してやるっ!お前を絶対許さん! アルテミスは、泣き続けた。 タヌキンナは、大きな声で泣いた。 キツネコは、アントリュウスとイダスを失い絶望した。 ドラゴは、
会場にいた観客全員、アントリュウスが消滅したかに見えた。 タヌキンナが魂の繋がりを感じた。「アントリュウス様は、死んでない!」 雷霆から放たれた光の中からそれ以上に輝く光が現れた。 雷霆の光の中から現れたその姿は、黄金の翼が一際輝きを増した、女としての本当の姿の女神アントリュウスだった。 女としてのアントリュウスに会場中、ゼウス陣営までも魅了された。 神々は、口々に言った。「これ程、美しい女神は、見た事がない!」 女性の神々からも「女の私達から見ても惚れてしまうわ」 アポロンもその美しい姿に魅了された。 フローラなのか!? アントリュウスは、全ての力を出す為変身に使っていた神の力も解除し完全な女神アントリュウスとして現れた。 ゼウスは、その姿を見て「アントリュウス!私の妻にならないか?」「ぬかせ~!お前を殺してやる!」 アントリュウスは、怒りは、頂点だった。 こんなに腹を立てたことは、生まれてから今までなかった。 アントリュウスは、怒りで発した巨大なオーラと呪いを剣に注入した。 完全にゼウスを殺す気になった。 アントリュウスの女性の姿での戦いに、嫌らしい目で見る者はいなかった。 美しい女性に魅了された目で向けられた。「ゼウス!続きを楽しもう!」 アントリュウスは、ゼウスに斬りかかった。 ゼウスは、アントリュウスの剣を交わして剣を肩に突き刺した。 アントリュウスの肩から血が流れた。「ゼウス!凄いよまさか今の剣を交わして刺してくるなんて!だが肩では、恐怖を与えられないよ」 アントリュウスの肩の傷が治っていった。 ゼウスが驚きの顔を見せた。 何故簡単に治る!私の呪いをかけて刺したのに、まさか既に私より神の力が上だというのか!? ゼウスは、神の王としてのプライドがあった。 何があっても負けるわけにはいかない! ゼウスは、必死になって戦った。 神々は、ゼウスは、圧倒的強さを持つ神として余裕の戦いで勝つ姿しか知らなかった。 ゼウスは、必死になった分、本来の力より増した戦いになった。 お互いの剣が、激突した。 ゼウスは、アントリュウスの剣をしのいでいたが体中にかすり傷を受け血が流れていた。 アントリュウスの剣にゼウスは、防戦一方になった。 誰もがアントリュウスの勝利を確信していた。 神の王の世代交代!
ゼウス側の応援席の神達が動揺した。「笑ってる!ゼウス様の今の攻撃を受けて!」「普通逃げだすだろう、それなのに笑いながら向かって行くなんて」 ゼウスは、焦った。 何故だ!何故斬れん!? この世界の全ての物を斬れる剣、この剣ならば奴の注いだオーラまで斬れるはず!この剣に私の最大限のオーラを注いだ。 今のでアントリュウスの剣と体は、斬っていたはずだ。 アントリュウスが微笑ながら近づいて行った。「ゼウス、楽しもう!今までで戦った中で一番凄いオーラだ!この超越した感覚、私をもっと楽しませろ!」 アントリュウスの翼が一際強く輝いた!ダイヤモンドを散りばめたような輝きを発した。 アントリュウスは、ゼウスとの戦いのオーラと迫力、今の攻撃で死を予感させられ芸術性を感じワクワクし、楽しくなっていた。 アントリュウスが斬りかかった。 ゼウスが、剣で受けたがアントリュウスの剣の威力が強く、ゼウスが地面を引きずるように後ろに下がった。 何だと!この威力!この剣でもアントリュウスを斬れんというのか? アントリュウスは、ゼウスを一方的に攻撃した。 ヒューイは興奮した。「ゼウス!アントリュウス様の本気は、こんなもんじゃないぞ!お前は、今日何度も死の恐怖を味わう事になる」 ヒューイは、嬉しそうに笑った。 アントリュウスがゼウスの心臓を刺した。 ゼウスは、吹っ飛んだが刺された心臓は、生地の防具とオーラによって守られた。 ゼウスの傘下の神々がアントリュウスの強さに驚いた。「ゼウス様が押されいる」「こんなゼウス様を見る事になるとは、思わなかった」 この防具でなかったら殺されていた! ゼウスは、焦った。 アントリュウスは、戦いに酔った目をしていた。「ゼウス!お前の力は、こんなものじゃないだろ!本気を出せ!私をもっと楽しませろ!」 そう言ってゼウスの首に剣を突き刺した。 ゼウスは、オーラを使い防いだが剣の先が首に刺さり血が噴き出した。 ゼウスが逃げ10メートル程、後方にさがった。「おのれ~!アントリュウス貴様、簡単には、殺さん!死の恐怖を味合わせ続けてやる!」 ゼウスがオーラを使い首の傷が治っていった。 アントリュウスは、それを見て、薄笑いを浮かべた。 ゼウスの回復を待った。 ゼウスを恐怖と怒りにより覚醒させて楽しもうとした。 そして見
天界のコロシアムに着いた。 神竜を見て、神々が騒ぎだした。 コロシアムに入ろうとしたところゼウス側の警備員に止められた。「この試合の規則で危険物の持ち込みは禁止です」 タネキンナが怒った。「ドラゴを危険物!確かに危険物だけど、ドラゴは、アントリュウス様の子供の地位を持ったペットよ!」「神竜をペットということは、認められません!周りの神を食い殺します」「ドラゴは、私の弟でもあるのよ!私が暴れないようにする」「周りの神々を見てください!怖がってる神もたくさんいます!今日は、親善試合の日です周りから恐怖を感じさせる神竜は、危険物として入場させられません」 ドラゴは、コロシアムに入れなくなり離れたところで待機する事になった。 コロシアムに観客が入場し!アントリュウスとゼウスの入場が始まった。 アントリュウスが、アルテミスと3人の銀の翼が付き添い、闘技場に出てきた。 ゼウスは、オリンポスの神や従者を従え闘技場に出てきた。 付き添いの神達は、セコンド席に着いた。 ゼウスとアントリュウスが闘技場の中央に立った。 闘技場に結界が張られた。 ゼウスの防具も生地の防具だった。 お互いの神のオーラが激突してコロシアムが揺れ、最強頂上決戦のオーラに観客達が興奮した。「アントリュウス!ここまで成長しているとはな!私を倒して神の王になりたいか?」「まだ、そんな事を言ってるの?王になる気はない!だけど貴方を倒さないと弱い神や人間を殺す!だから倒す!」 ゼウスが剣を抜いた。 ヘパイストに作らせたこの世界の全ての物が斬れる剣、この剣であればオーラや魂まで斬れる! アルテミスは、その剣を見て恐怖を感じた。 アダマスの鎌ではなく剣!?アダマスの鎌以上の武器なのは、確かだと思った。 その剣を見てアントリュウスは、危険を感じ剣を構えすぐに戦闘モードに入った。 ゼウスは、試合が始まり最初の一撃で仕留めるつもりで、速攻でオーラを注いだ。 ヘパイストが作った剣にゼウスのオーラを注ぎ斬りかかった。 あまりの剣の速さにアントリュウスが斬られたと思われた。 アントリュウスは、反応して剣で受け止めた。 あまりの威力にアントリュウスは30メートルほど吹っ飛んだ。 ゼウス側の観客はゼウスの強さを確信した。「やはりゼウス様!圧倒的な強さだ!」 アントリュウスの
試合の前日タネキンナとキツネコが、黄金の翼の国へ帰って来た。 グレンが「イダスは来ないのか?」と聞いてきた。 キツネコが「イダスもこの試合見に来たかったんだけどアガルタとセーシェルが戦争を始めたの!アガルタの兵士がフローラの国の近くまで来てるからイダスが残る事になったのよ」 翌日になり黄金の翼の国では天界のコロシアムに向かう準備をしていた。 アルテミスは、アントリュウスに付き添って先に向かった。 グレンとタヌキンナとキツネコは、ドラゴに乗って天界のコロシアムに向かおうとした。 フローラの国から神の使いが来た。 使いの神が、キツネコの所にきた。「キツネコ様!ご報告があります!」「私に?」 キツネコは、嫌な予感がした。 グレンが使いの神に「何だ!俺達に関係ない事ですか?」「関係なくは、ありませんが⋯」 使いの神が全員に報告する事にした。「イダス様がお亡くなりになりました」 キツネコは、呆然とした。 イダスが死んだ⋯「どう言う事だ!」 グレンが言った。「昨日の夕方アガルタの兵士がフローラの国の近くに来たので戦いになりました!敵の兵士の中に魔人が多くいたのです」 人間の中に神に近い力を持つ者がいた。 神ではないので、人間扱いとされ戦争に加わって人間と戦うことに条約違反にならなかった。 どの国でも魔人の育成に力を入れていた 魔人は、戦いで手柄を多くたてていた。 フローラの国の神も強い神はゼウスとアントリュウスの試合でゼウスが怪しい事をした場合ゼウス軍と決戦になる。 コロシアムに向かう強い神達は、黄金の翼の国に来ていた。 フローラの国には、弱い神しかいなかった。 イダスとグレンのことを魔人と呼ぶものもいた。 タネキンナが神の使いに聞いた。「イダスの遺体は?」「まだ戦争中で近よれません」 キツネコが「今日は、アントリュウス様の試合の日、アントリュウス様に何かあったときこちらでも戦争になるわ」 タネキンナがキツネコを安心させようとした。「キツネコちゃん大丈夫だよ!アントリュウス様だったら蘇生させられるし、肉体だってアントリュウス様だったら探せるよ!」 グレンが不安そうな顔をした。「肉体がバラバラだったら?」 グレンは、親友のイダスの蘇生が心配だった。「肉体が少しでも残っていればその細胞からイダスのクローン
試合前の調整が終わり新たな剣を貰った。 そして防具は、布製の衣服だった。 この布製の防具であれば戦っていてもスピードを落とすことが無く体に負担がかからない ミカエルが言った。「この世界に何でも突き刺せる剣とどんな剣でも通さない防具、その剣で防具を突き刺したらどうなると思います?」 アルテミスがその言葉に口を挟んだ。「使う神の力によって変わるわよ!それに剣なら突き刺すとき使う力とスピードを速くすれば威力を増すわ!その剣を使ったって、使う神によって威力が違うでしょ、それに防具は、神のオーラを増せば強力になるわ」 ミカエルが、詰まらなそうな表情をした。「アルテミス様のおっしゃっるとおりです」「貴方!試してみたんでしょ!」 ギクッ「アルテミス様も心が読めるようになったのですか?」「読めないわよ、貴方の性格が、わかってきたのよ、それで試した結果は?」 ミカエルは、話しをやめようと思ったが結果を話す事になった。「剣先が折れ防具がへこみました」「そうでしょうね」 アルテミスが澄ました顔で言った。 ミカエルは、アントリュウスの凄さを改て知った。 よくこの女房を可愛いと言って楽しそうにいられるものだと アントリュウスがミカエルの心を読んでしまった。「アルテミスは、怒った顔も可愛くて好きなの」 その言葉にアルテミスが嬉しそうにアントリュウスにくっ付いた。「アントリュウス様、剣と防具は、厄介です!くれぐれも油断しないように」 パネースが、アントリュウスに「危なかったらすぐギブアップするんだぞ、まだお前は、完全に成長したわけではない、天界の果ての守り神だとしても構わん、すぐギブアップしろ」「天界の果ての守り神がそんなに簡単にギブアップしていいの?」「構わん、負けたらここに戻ってきて10年私が技を教えて鍛えてやる!リターンマッチは、ここでやろう、天界の果てのコロシアムを新たに作ろう20万人入るコロシアムにしてゼウスの公開処刑にする」「お父さん!私に負けてほしいの?」「そんな事はないが、ゼウスは、何をしてくるかわからん、絶対的な王だ!まだ隠してる能力があるかもしれない、危なかったらすぐギブアップしろ」 アルテミスが言った。「ゼウスについては、娘の私が詳しいわ、だいたいの事は、アントリュウスに話してます」 パネースがアルテミスに「
一つ目の巨人の国で今だ、誰も行った事がない奥地に行く事にした。 その奥地から巨大な魔素が溢れていて近づけば、死ぬか?魔素により凶暴性になると言われていた。 そこには、とんでもない怪物がいるのは、確かだった。 その怪物を討伐すれば、この国の魔素がだいぶ減る可能性が高い、だが、その奥地の付近にいる生き物は、怪物の魔素により凶暴性を持つ魔獣になっていて誰も近づけないと言われる地帯だった。 イダスとグレンも行ける所までという条件で同行した。 キツネコが二人を魔素から守る事になり、常に一緒に行動する事になった。 アントリュウスのパーティーと先住の二人の神が同行し、案内されて奥地の近くまで
イダスとグレンは、弱い魔獣となら練習として戦う事を許可された。 アントリュウスがイダスとグレンに「いい、少しでも強いと思ったら戦わないでね!死んでも蘇生させられるけど肉体が無くなっちゃったら魂だけで生活する事になるわよ!」 魂だけで生きるくらいなら死んだほうがましだと思った。 二人は、危険を感じたら守りに入る訓練をはじめた。 アントリュウスのパーティーとAランクのパーティーで、農業地帯の周辺にいる魔獣を討伐していった。 イダスとグレンも弱い魔獣を倒した。 アントリュウス達は、更に奥の地帯の怪物の討伐に向かう事にした。 イダスとグレンは、留守番するように言ったが、能力の覚醒に繋
待機していたタヌキンナ達に魔獣が襲いかかってきた。 狼や熊、猪、鳥がヒュドラの魔素により魔獣と化していた。 タヌキンナが弓を構えた。 ヒューイがタヌキンナを怒鳴りつけた。「何やってんだ!お前は動物の神だろ!討伐は、俺が殺る!お前とキツネコで妖術使ってみんなで隠れてろ」「ヒューイ!大丈夫なの!?こいつら強いし、毒も持ってるよ!それに数が多すぎる!」 ヒューイが魔獣の数を見て少し不安そうな顔をしていた。「任せろ!神が魔獣に負けたら神じゃねぇ!」 そう言って剣を抜き狼を斬り殺した。 タヌキンナがそれを見て!ヤバいよ!数が多すぎるよ⋯ 一匹、一匹にあんな戦いしてたら、ここにいる
アントリュウスのパーティーに先住の神二人が案内役として加わる事になった。 街の近くにいる危険な怪物と凶暴な魔獣が多くいる森に向う事にした。 森に向かう前に同行する二人の先住の神が怪物の説明があった。「あの森の奥にヒュドラが住んでいます」 ヒューイとキツネコがヒュドラの話しを聞いて動揺した。「ヒュドラだと!?ありゃあ怪物というより神じゃねぇか?」「ヒュドラは、エキドナの子供よ!何でこんな所にいるの!?」 同行する神はそこまで知らなかった。「ヒュドラは、神!何ですか?」 ヒューイが答えた。「ああ!原初の大地の神ガイア様が生んだ子供がエキドナだ!そしてエキドナが生んだ子供がヒ







